サビアンシンボルはサインの成長物語

2017.07.04 Tuesday 23:29
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    JUGEMテーマ:占い

     

    サビアンシンボルは、マーク・エドモンド・ジョーンズの依頼を受け、エルシー・フィーラーがチャネリングによって得たメッセージです。サビアンシンボルについて調べ始めた時、詩的で不思議な雰囲気に満ちた360個のメッセージは、私たちの知らない遠い世界からもたらされたメッセージのようだと感じていました。しかし、サビアンシンボルに登場する象徴を調べているうちに、全く逆の考えを持つようになりました。

     

    最近、サビアンシンボルを解釈していて感じるのは、これら360個のメッセージは遠い世界からのメッセージというより、私たちの深層意識の中に根付いたものなのではないか、ということ。

    なぜなら、象徴というものがそれ自体、人間の感性と深く結びついているからです。

     

    ユングは象徴について、こう述べています。

    「言葉やイメージはそれが明白で直接的な意味以上の何ものかを包含しているときに、象徴的なのである」。

    つまり、何かを象徴として考えるなら、言葉やイメージは単に表層的な描写をしているわけではない、ということです。サビアンシンボルに登場する要素を象徴として解釈する場合も、同じことが言えます。

     

    サビアンシンボルの意味を探求し始めると、いろいろな度数に登場する”選ばれた”象徴の適切さに驚くと同時に、その背後に潜む意味の大きさに圧倒されることが、よくあります。

    人間が持つ成長の可能性と言えばいいでしょうか……困難な出来事であってもそれを肯定的に受け止め、困難を乗り越えた後に得られる新しい視点によって、見える世界の範囲が広がり、同時に自分自身の可能性も広がります。サビアンシンボルに接していると、そんなぶわ〜っとした広がりを感じることがあるのですね。

     

    1サイン30個あるサビアンシンボルは、そのサインの成長物語であり、そのサインが持つさまざまな性質を万華鏡のように表しています。難しいのは、1から始まって30まで1段階ずつ成長するストーリーが展開されているのかというと、そういう(人間にとって)分かりやすい展開にはなっていない、ということです。

     

    例えば、どのサインも30度はそのサインが成長した結果が表れているわけですが、30度という度数は多くの局面を乗り越えてそのサインの性質が昇華されている反面、そのサインが持つ強烈な魅力、そのサインらしさが減っているとも言えます。だから、1度より30度の方が優れた性質を表している、とは単純に言い切れません。

    サインの純粋な性質が表れているのは、やはり若い度数です。

    それは子どもが持つ素直さのように、まっすぐな視点を持ち、前に突き進むエネルギーに満ち溢れています。

    category:サビアンコラム | by:DANA.Mcomments(0) | -