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    サビアンシンボル牡羊座12度

    2016.03.23 Wednesday 23:53
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      牡羊座12度
      Aries 12. A flock of wild geese.
      (日本語訳)野生のガンの群れ

      (サビアンシンボル牡羊座12度の意味)

      • 自己組織化が発達した集団の中で行動する。
      • 完成した個が集まった集団に所属する。


      (牡羊座12度の解説)
      サビアンシンボルにはいろいろな数のサイクルが含まれています。
      その中で、1度から12度までのサイクルは一つの成長サイクルが終わることを表します。

      • 1年は12ヶ月
      • サインやハウスは12種類
      • 半音を含めた音階は12音構成(12音目は1音目と同じ音名なので除く)
      • 仏教の十二縁起(苦が生じ死に至るまでのプロセス)

      12という数はサイクルの終わりを表すわけですが、これは自分自身や自分の成し遂げたことが社会の中に拡散し、自己の存在が薄まるような性質を持っています。自分が所属する大きな集団に溶けてゆき、自分と集団が一体化してしまうようなものです。


      牡羊座12度に登場するこの野生のガンの群れは、先頭の一羽を中心にV字型に編隊を組んで飛行をします。
      V字型に並んだ際、乱気流の斜め後方に上向きの気流が発生し、後方を飛ぶ鳥はその気流にのることでエネルギーの消耗を防ぎます。そして、エネルギー消耗の大きい先頭の鳥が疲れてくると、後方にいる鳥が移動してきて先頭の鳥と入れ替わります。 つまり、先頭を飛ぶ鳥はその時点でいちばん体力のある鳥であり、特定のリーダーは存在しないということです。

      どの鳥も「自分がリーダーだ!」という意識はないので、争いも起きず、ごく自然に先頭の鳥が入れ替わる。このように、個が集団の秩序を考えて自発的に行動できる集団は、「自己組織化」が高度に発達していると言えます。

      牡羊座11度まではリーダー的資質を感じさせる流れでしたが、この12度では、もはや誰がリーダーとか関係なく、また誰もがリーダーとなりうる集団で行動できるようになっています。


      空というのは天、つまり神に近い領域です。
      ライフサイクルの始まりで「海」から陸に上がり、サイフサイクルの終わりで「空」へ帰って行くのは、とても象徴的です。最後に天へ昇るというのはキリスト教的なニュアンスが感じられますし、人間界を超越した天の領域に入るというのは、それくらい高度に成長したとみることもできるからです。

      1人1人がかけがえのない「個」として存在し、互いが自分を活かしながら相手も活かし、絶妙な協力関係でプロジェクトを遂行する。そして厳密な意味での上下関係はない。

      ジャズのセッションとかアーティスト同士のコラボレーションをイメージすると、分かりやすいかもしれません。

       

      最後に、12という数について補足。

      12番目のサインである魚座の性質が強いと、その時代の象徴(アイコン)となったり、あるいは時代の犠牲者となることもあるでしょう。魚座が曖昧だとか周りに流されやすいとか自己犠牲的だと言われるのは、この「忘我」に向かう性質によるものです。この忘我の性質はより大きな存在への同化と言えるかもしれません。

      このように、12という数は、完成でもあり終わりでもあります。個人的には「溶ける」という表現が好きです。
       

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